チョコレートを使ったお菓子を手作りするとき、あなたはどんなチョコレートを使うでしょうか?
素材チョコとして明治・グリコといったチョコレート菓子のメーカーが出している板チョコを使ったり、お徳用の割れチョコなんかを使っていたりする人も結構いますよね。
でも実はそれ、ちょっと勿体ない。
どうせ作るなら、少しでも美味しくと思いませんか?
今回のお話はチョコレートを手作りしている人にはぜひ読んでもらいたい話。
製菓用チョコ(クーベルチュール)についてです。
こんにちは!
チョコっと!管理人のくたです。
今回の話はチョコレートを食べる話ではなく、作るときのお話。
どうせ作るならちょっといいチョコレートを使うことで美味しいチョコレートに仕上げませんか?
自分が食べるならまだしも、誰か渡すとなればなおさら。
喜んで貰える可能性を少しでも上げるためには、いい素材を使うに越したことはありません。
今まで製菓用材料をスーパーだけでそろえていた人にはぜひ読んでもらいたい内容です。
本編中で紹介しているクーベルチュールの購入先はこちら!
美味しい手作りチョコレートならクーベルチュールを使おう
で、まず結論。
美味しいチョコレート菓子を作るためにはいい素材を使うことから。
では良い素材チョコレートとは何という話なんですが、「クーベルチュール」という分類のチョコレートを使うことをオススメします。
クーベルチュールチョコレートとは特定の基準をクリアしたチョコレートのこと。
チョコレートで有名な大手お菓子メーカーの明治などが出している板チョコが1枚100円前後で売られていますが、実は中身は純粋なチョコレートと呼べるかと言えば微妙。いくらかの混ぜ物がしてあるんですよね。
いや、ただ食べる分には十分すぎるほど美味しいですよ?
というか、普段割と食べています。
ただ、高品質な素材チョコかと言われたらそれはノー。
残念ながらやっぱり違うんです。
ちなみに普段チョコレートを僕みたいなチョコレートは食べるものって認識の人にはあまり縁がないのですが、お菓子をよく作る人には当たり前の話だったりします。
クーベルチュールチョコレートの基準については後述します。
市販チョコとクーベルチュールチョコレートの違いは成分
じゃあ具体的にクーベルチュールチョコレートが具体的にどういいうものかというと・・・
以前僕が書いた記事で「【実食レビュー付】クーベルチュールとは何かを解説」というのがあったのですが、実はこの記事を書くに当たって食べ比べしていたんですよね。
だから僕にとってはちょっとしたおさらい。
まずはクーベルチュールチョコレートの基準を記載します。
クーベルチュールの基準は下記のとおりです。
- ココアバター31%以上
- カカオマス2.5%以上
- カカオ成分の総量が35%以上
- カカオ油脂以外の油脂が使われていないこと。
この基準をクリアするためにはチョコレートの素材であるカカオを多く使う必要があるんですね。当然コストもアップします。
この辺は僕が普段色々参考にしている書籍、チョコレート検定から引用しています。
民間資格ではありますが、チョコレートについて体系的にまとめられているので助かっています。
資格をあえて取る必要はないと思うけど、チョコレートについて知りたいと思ったらかなり詳しくなれる本ですよ!
そして市販のチョコレート。
ちなみに先ほど話に出した有名メーカーの広く普及している板チョコレートは、味を調整したり価格を抑えるために植物性油や砂糖を加えてあるということになりますね。
多分価格的な理由が大きいはず
それが理由でクーベルチュールというカテゴリーからは外れてしまいますが、それでも十分すぎるほど美味しい。メーカーの企業努力は凄いですよね。
素材にこだわるなら製菓素材を扱う専門店で!
ということで、普通のチョコレートとクーベルチュールチョコレートの中身は随分違うものでした。
お菓子を作るときにそういったメーカーによって味を調整されたチョコレートを使っても十分美味しいです。
ある意味では味が安定するとも言えそうです。しかしそれはメーカーが想定している味にしかなりません。
逆にそうでない味にしたいならクーベルチュールのような元の素材を多く利用したものを利用するべきです。
その方がカカオ本来の味や風味を強く感じることができるから。
話を戻します。
クーベルチュールチョコレートはどこで買うか。
お菓子づくりの材料ってちょっとしたものであればその辺のお店で買えますよね。
それこそ業務スーパーやドンキホーテあたりでも。
しかしこのクーベルチュールチョコレート、購入する場所は意外と限られます。
多分なんですが、需要と供給の関係だと思うのですけどスーパーなどで見かけることは稀。
スーパーなどで買える製品化されているチョコレートとは別物なんです。
ただ、さっきも書きましたがクーベルチュールチョコレートってスーパーではあまり見かけることがありません。
ではどこで買うかというと「製菓材料を扱う専門店」です。
ちなみに専門店であれば、お菓子作りに必要な道具もまとめて購入できますので必要であればまとめて購入してしまいましょう。
購入先はトミーズ(富澤商店)がオススメ
そうは言っても専門店って言ってもどこにあるか知らない、知っていても近くにないので大変っていう人もいますよね。
そんなときにはトミーズ(富澤商店)はどうでしょうか。
理由はトミーズ(富澤商店)は実店舗もあちこちにあり、ネット通販にも力をいれているお店だから。
所在がはっきりしている安心感のあるお店です。
そして何より製菓材料と道具をまとめて購入することもできるのでとても便利です。
どこのお店かわからないと不安だからね。
もちろんトミーズ(富澤商店)では
クーベルチュールチョコレートの取り扱いもありますよ。
オススメ購入先のトミーズ(富澤商店)
ちなみに僕がクーベルチュールの素材用チョコを食べたときもトミーズ(富澤商店)を利用しました。
先ほども載せましたがこちらがその時の記事です。
まとめ:製菓用チョコレートを買うなら富澤商店がオススメ!
今回はクーベルチュールとそれ以外のチョコレートの違い、そして購入先のオススメを紹介してみました。
ここまで話しておいてなんですが、さっきも言ったとおりチョコレートってどこでも買うことができます。
スーパーとかでもよく分からない割れチョコが「お徳用」なんて感じで売ってもますからね。
クーベルチュールにこだわらなければ製菓用の素材チョコって実は割とどこでも買えるんですよ。
でも・・・やっぱりクーベルチュールは味わいが違います。
全てが悪いとは思ってはいませんが、お徳用って変に甘かったりくどかったりするのが少なからずあるんですよね。
だから品質にこだわるなら専門店でって話でした。
ちゃんとしたやつは値段もそこそこするのは事実ですけどね。
これで以上になります。
またチョコっと!に来てくださいね!
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