今回は谷根千と呼ばれる地域に隠れ家的に営業しているお店。
イナムラショウゾウのチョコレートケーキ、「涙のしずく」「ドームショコラ」をご紹介します。
イナムラショウゾウはもう随分昔から知られていてとても有名。
いわゆる老舗の部類に入る洋菓子店です。
こんにちは!
チョコっと!管理人のくたです。
今回は老舗洋菓子のイナムラショウゾウへ行ってきました。
イナムラショウゾウは洋菓子店ではありますが、とても特徴的なチョコレートケーキを出しているお店。
濃厚でありながら爽やかさを演出するそれは多くのリピーターを生み出す魅力的なショコラです。
このあとすぐに紹介していきますのでぜひ読んでいってくださいね!
今回紹介しているイナムラショウゾウ出身のショコラティエ、斎藤拓野さんが手がけているドリュアデスというお店があります。イナムラショウゾウとはまた違ったアプローチのチョコレートブランドです。こちらもおすすめですのでぜひ覗いてみてください。
イナムラショウゾウ日暮里駅近くにある洋菓子店
イナムラショウゾウは日暮里駅からすぐ、いわゆる谷根千と呼ばれる通りの入り口近くにあります。
立地としてはメインの通りから1本横に逸れます。
メインの通りから外れるのでイナムラショウゾを初めから知っていないと気が付かない場所かもしれませんね。
普通のお店であればこれは「目立たない」という明確なデメリット。
しかしイナムラショウゾウほどの人気店となってしまえば話は別。
隠れ家的要素となって逆に人気となるアクセントとなっているような気さえしてきます。
以前は上野(鶯谷駅近く)にあったが移転していた
そんな人気のイナムラショウゾウは以前は違う場所で営業していました。
そちらのお店も行ったことがあるのですが、以前は上野の高台の方、日暮里駅の隣である鶯谷が最寄りの立地だったのです。
画像はgoogleストリートビューから。
当時の立地は目の前が綺麗な街路樹でとても爽やかな印象だった気がします。
ずいぶん昔の記憶なので思い出補正も入ってるかもしれませんね。
今は元ショコラティエイナムラショウゾウと統合
で、今はというと。
先ほども言ったとおりですが日暮里駅の近くに場所が移っています。
ここは以前はチョコレート専門で営業していたところ、ショコラティエイナムラショウゾウという名前(だったはず)でカフェも併設していました。
ずいぶん昔の話になりますが、裏通りにも関わらず初めて行った時の行列が印象的なお店でした。
で、今回現地に着いたときの感想が「あれ?お店・・・なんか小さくなった?」でしたが、理由はすぐ分かりました。
以前お邪魔した時にはガラス張りで敷地ギリギリまでお店があったのですが、その部分が撤去されています。
統合によりカフェは閉店
カフェがなくなってしまっていることは個人的にはちょっと残念。
カフェだったのはその取り払われたガラス張りのところです。
だから以前見た時よりお店が小さくなった気がしたんですね。
さらにお店の形態を変えたことによって雰囲気もちょっと違います。
以前の盛況な感じから落ち着いた雰囲気へ。
心なしかお店の敷居が少し上がった気がしなくもないです。
どっちが良いとかはありませんが、違うお店になったような気さえします。
ただこの雰囲気、僕は知っています。
以前、上野に店舗があった時に感じた雰囲気とそっくりです。
ガラスで仕切られた厨房でキビキビと作業をする職人たちが見え、その凛とした雰囲気・空気が売り場にまで伝わってくるかのよう。
個人的には売り場の雰囲気はもっと柔らかい方が嬉しいかな。
店内は2組まで、そして撮影禁止なので注意
2023年現在、店内は2組までの入店としてます。
これは店内の衛生を保つためですね。
世界的に問題になったあの件があるから仕方ありませんね。
そして店内には撮影禁止の文字が。
今回ショーケースなどの写真がないのはそのためです。
お店の方針を無視して写真を撮りまくるようなことはできませんからね。
老舗ともなると知名度もありますから、店内でバシバシ写真を撮られることが少なくなかったはず。
他のお客さんの迷惑になることがあったのかもしれないですね。
とはいえやっぱりちょっと残念。
テイクアウトで涙のしずくとドームショコラを購入
購入したのは涙のしずくとドームショコラ。
チョコっと!として購入したかったのはこの2つです。
店内では写真を撮ることができなかった分、家では撮らせていただきます。
さぁ撮るぞー!ということでパチり。
向きが悪いせいで涙のしずくがただの球形に見える・・・
撮影をちょっと失敗してました。
それはさておいて実際に食べていきましょう。
涙のしずく
まずはこちら。
涙のしずくです。
名前の通りの形状でしずくのようなフォルム。
表面はつるっとしていて、うっすら周囲の様子が映りこむくらい光沢があります。
写真でとると周囲の状況が映ってしまいそうでちょっと怖かったので、光沢が凄すぎる部分はちょっとぼかしてます。
で、実際に食べてみると中身にはいろんな物が使われているようで結構複雑なお味。
まずはチョコレートが土台となっていて。
爽やかなレモンの味や紅茶のような風味もついている。
中はこのような感じ。
それぞれのフレーバーのクリームが層のようになっています。
クリーム部分をそれぞれ別に食べても美味しいけど、まとめて食べると複雑な風味が口の中で混ざり合う。
それに下の方にはサクッとした食感の部分がある。
これは何だろうと思って調べてみたら、どうやらマカロンだったみたい。
食べてみて思ったことは見た目に反して結構さっぱりとした後味であること。チョコレートを使った商品って基本的には濃厚さが特徴になることが多いけど、この涙のしずくは真逆の方向性。
濃厚には違いないのに柑橘系、そして紅茶のフレーバーがくどさを感じさせないように仕上げられているチョコレートのケーキですね。
これ、作るのかなり大変なんだろうなぁ。
ドームショコラ
お次はこれ、ドームショコラです。
こちらも涙のしずく同様、表面の光沢が特徴的。
やっぱり周囲の環境が映りそうでちょっと怖い。
形状は綺麗な球形。
その上に1枚の薄い板チョコが添えられている。
中はというと・・・
やっぱり複雑な層になっていますね。
チョコレートのムース・シロップ漬けにされたベリー。
それにナッツ(後で調べたらヘーゼルナッツだった)入りのクリーム、底部にはスポンジですね。
こちらも様々な素材は複雑に絡み合うチョコレートケーキ。
でも濃厚なチョコレートでありながらベリーやナッツの風味で飽きることなく食べることができます。
涙のしずくと比較するとかなり濃いめです。
まとめ:イナムラショウゾウの涙のしずくとドームショコラ
まとめになります。
今回はイナムラショウゾウのチョコレートケーキ、涙のしずくとドームショコラを購入しました。
涙のしずくは見た目が特徴的な柑橘系の風味が爽やかさを演出。
そしてドームショコラはベリー系の爽やかさとナッツの濃厚さを併せ持つ複雑な味わい。
使っている素材はそれぞれ違いつつも、いくつもの風味が混じりあうという点ではどちらも同じ。
どちらも極上のチョコレートケーキと言えそうです。
今回は以上になります。
また見に来てくださいね!
イナムラショウゾウ店舗情報
〒110-0001 東京都台東区谷中7丁目19−5
イナムラショウゾウ公式サイトはこちらから!
ドリュアデス|イナムラショウゾウ出身のショコラティエのお店の紹介!
ちなみに以前お邪魔したドリュアデスにはこちら出身のショコラティエ、斎藤拓野さんがいます。
また違ったアプローチのお菓子を出しているのでこちらもおすすめです。
下の記事は僕がドリュアデスに行った時のものだよ!
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